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[AWS] CloudWatchエージェントでメトリクスとログの収集 : ステップバイステップガイド

2023/05/22

AWS CloudWatch エージェントは、Amazon Web Services (AWS) 上で動作するアプリケーションやインフラストラクチャからメトリクスとログを収集するためのサービスです。
この記事では、AWS CloudWatch エージェントを使用して、システムやアプリケーションのパフォーマンス監視やトラブルシューティングに役立つ方法について説明します。

AWS CloudWatch エージェントとは

AWS CloudWatch エージェントは、AWS上で実行されているEC2インスタンスやオンプレミスサーバーなどからメトリクスとログを収集するためのエージェントです。エージェントは事前定義されたメトリクスとログの収集をサポートし、またカスタムメトリクスとログの収集も行うことができます。

エージェントのインストール

AWS CloudWatch エージェントのインストール手順は以下の通りです。

  1. AWS 公式ドキュメントのCloudWatch エージェント インストールガイドにアクセスします。
  2. ドキュメントの中で、対象とするオペレーティングシステムに合わせたインストール手順を選択します。例えば、Amazon Linux 2 にインストールする場合は「Amazon Linux 2 での CloudWatch エージェントのインストール」を参照します。
  3. インストール手順に従って、必要なパッケージをダウンロードし、インストールします。

※ 注意：AWS CloudWatch エージェントのインストールパッケージは、対象とするオペレーティングシステムや環境によって異なる場合があります。詳細な手順とインストールパッケージについては、公式ドキュメントを参照してください。

エージェントの設定

AWS CloudWatch エージェントの設定は設定ファイルを編集することで行います。
設定ファイルには以下のような内容を指定します。

  • 収集するメトリクスの種類
  • 収集間隔
  • 保存先（CloudWatchメトリクスまたはCloudWatch Logs）

メトリクスの収集

AWS CloudWatch エージェントを使用すると、さまざまなメトリクスを収集することができます。

事前定義されたメトリクスの収集

AWS CloudWatch エージェントは、事前定義されたメトリクスの収集をサポートしています。
例えば、CPU使用率やディスク利用率、ネットワークの入出力などが含まれます。
これらのメトリクスは、CloudWatchダッシュボードでリアルタイムに表示したり、アラームを設定して異常を検知することができます。

カスタムメトリクスの収集

AWS CloudWatch エージェントを使用すると、カスタムメトリクスの収集も可能です。
カスタムメトリクスは、アプリケーション固有のメトリクスやカスタムログから抽出した情報など、独自のメトリクスを収集するために使用されます。
設定ファイルを使用してカスタムメトリクスのフィルタリングと送信先を指定します。

ログの収集

AWS CloudWatch エージェントを使用してログを収集する場合、以下の手順に従います。

ログのパスとパターンの指定

エージェントの設定ファイルを使用して、収集するログファイルのパスとパターンを指定します。
エージェントは指定されたパスやパターンにマッチするログファイルを自動的に収集し、CloudWatch Logsに送信します。

ログのフィルタリングと解析

ログの収集後、CloudWatch Logsはログのフィルタリングや解析を行うことができます。
フィルタリングを使用して特定のイベントやエラーメッセージを抽出し、検索や分析を行うことができます。
また、他のAWSサービスと統合して自動的なアクションやアラームの設定も可能です。

まとめ

AWS CloudWatch エージェントを使用することで、AWS上で実行されているアプリケーションやインフラストラクチャからメトリクスとログを効果的に収集し、パフォーマンス監視やトラブルシューティングを行うことができます。
適切な設定とフィルタリングを行うことで、重要な情報を抽出し、迅速に問題を特定できます。

AWS CloudWatch エージェントを試してみて、自分のシステムやアプリケーションのパフォーマンス監視を強化しましょう。
AWSの公式ドキュメントではさらに詳細な情報や設定方法が提供されていますので、ぜひ参照してください。